こんにちは! 五洲薬品の通販担当です。
暑くなってきましたね。私は仕事柄、平日に会社から外出することがほぼないため、休日に外出すると暑さでバテてしまいます。皆様はいかがでしょうか?
最近、「暑熱順化」という言葉を見かけます。その意味は「発汗の機会を増やして、体が暑さに慣れる」ことだそうです。調べてみますと、「やや暑い環境」において「ややきつい」と感じる強度で、毎日30分程度の運動(ウォーキング等) を継続することで獲得でき、実験的には暑熱順化は運動開始数日後から起こり、2週間程度で完成するといわれているそうです。とはいえ、私を含めて毎日運動は厳しい人もいるかもしれません。そのような方には「入浴」によるトレーニングもあります。
入浴は「さら湯」「入浴剤」の2通りありますが、入浴剤を入れたお風呂での入浴がおすすめです。入浴剤は清浄効果を高めるだけでなく、温浴効果を高めてくれます。一般的な粉末タイプの入浴剤の場合、41℃のお風呂に5分入ると、湯上り後10分で皮膚の表面温度が2℃上がります。また、炭酸ガスタイプの入浴剤の場合、入浴開始時に入浴剤を入れてから10分で血流量が約4倍になります。効果的な入浴はそれぞれありますが、ストレス解消や安眠を考慮すると40℃以下のお湯が良いです。入浴時間は「発汗」に個人差があるため明確には言えませんが、じんわりと汗をかく時間が良いです。入浴前後の水分補給を忘れずに。日頃、お風呂に浸かる時間が少ない方は入浴中の水分補給も心がけましょう。
入浴後、体が熱くてつらいと思われる方は、ハッカ油などが配合された清涼タイプの入浴剤、逆に汗をかきたいという方には発汗が実感できる入浴剤がおすすめです。これらのタイプの入浴剤は当社にもございますので、ぜひご確認ください。
本格的な夏に入る前に、運動や入浴のトレーニングで「暑熱順化」を済ませて熱中症にならない体をつくり、暑い夏を乗り切りましょう!
参考:環境省熱中症予防情報サイト、日本浴用剤工業会