五洲薬品

皮膚はヒトの組織では最も大きな組織です。その重要な機能に体内と体外とのバリア機能があります。これは、体外からの様々な異物の浸入を防ぐものであり、同時に体内からの水分の蒸散を防ぐものです。この皮膚バリア機能を担う重要な要因は角質細胞間脂質(セラミド)によるものであることが確認されています。そして、マグネシウム塩等の無機塩類は、この皮膚のバリア機能の回復を促進するとの報告があります。

培養細胞における、角質細胞間脂質であるセラミドを指標に深層水の皮膚バリア機能に及ぼす効果の検討を行なった結果、深層水から得られる濃縮ミネラル水がセラミド合成を促進することが確認されています。

深層水に含まれる、体液に類似するといわれるイオン成分は、人工的な無機塩のイオン成分以上に皮膚に対して有用な効果をもつと考えられます。