生産工場
様々な製造ラインを自社工場内に備え、ボトル、分包、ダイカット、パウチ袋など、お客様のご要望に応じた多種多様な製品の生産に対応しています。
高速分包機
分包タイプの入浴剤の製造には高速分包機を使用し、あらゆる規模の生産に対応しています。25g~35g前後を中心に、粉末タイプと粒塩タイプの充填が可能です。
保存性に優れたアルミフィルムや柔軟性にすぐれたアルミ蒸着、PET樹脂など、充填する剤型に応じた最適なフィルムを選択して充填することができます。シール状態、ロット刻印、重量、デザインずれなど、製品規格に適合していることを常に確認しながら生産しております。
ボトル入浴剤充填機
機械による自動充填を行なっております。ボトル形状やキャップサイズ等、一定の規格内のものであれば、お客様のニーズに応じた製品の自動充填が可能です。
液体自動充填機
静電除去装置でボトルの静電気を除去し、その後エアーによってボトル内の埃やゴミを完全に取り除きます。ピストン方式での充填により、粘度の高い原料の充填にも対応します。同時に6本のノズルを使用し、ノズルのあがる速さを調節しながら充填することによって泡立ちを防ぎつつ、速度を犠牲にすることなく充填することが可能です。
液体定量充填機
ボトル形状やサイズにより自動充填機が使用できない場合でも、定量充填機による対応が可能です。充填口内径が10mm以上の容器であれば、どのような容器にも対応できます。二層タイプの原料も攪拌しながら充填することで安定した比率を保つことができます。
打錠機
打錠製品は温度・湿度の影響を受けやすいため、室内の温度・湿度を常に一定に保つよう管理しています。錠剤の大きさは直径4cm、25g前後のものが中心で、製剤に応じた適正な圧力で打錠します。生産された錠剤は作業員がひとつひとつチェックし、基準に満たないものは取り除かれます。
単発分包機
キャラクター型などに型抜された成型分包への充填が可能です。また、ソルトとオイルなど2剤混合タイプの入浴剤にも対応しています。
深層水分離設備
五洲薬品では自社工場内に海洋深層水の分離設備を備えています。富山湾からくみ上げた海洋深層水の原水を①脱塩水②ミネラル濃縮水③濃塩水④塩⑤にがりに分離することで、様々な製品分野に利活用し、付加価値ある製品づくりを行っています。
原水タンク
取水場から運ばれてきた深層水は、フィルターで濾過したのち、このタンクに貯められます。
一つに10トン分の深層水を貯蔵します。
冷却装置がついていますが、保温のため断熱材が巻いてあり、常に水温を低く保っています。
多段式イオン交換電気透析装置
一段目深層水は、淡水とミネラル濃縮水に分けられます。
二段目一段目でできたミネラル濃縮水は、さらに透析装置へ循環し、濃塩水とミネラル水に分けられます。
深層水は本来、光の届かない深海で低温に保たれ、その中に含まれる豊かな栄養成分も保持されています。この深層水に光が当たると光合成等の原因になり劣化が進む為、深層水分離設備室内は外光から遮断され、常に真暗な状態に保たれています。
貯蔵タンク
向かって左から淡水槽(10トン)・ミネラル水槽(3トン)・濃塩水槽(3トン)です。
ミネラル水槽、濃塩水槽は、耐腐食性と遮光性の高い、塩ビ製の黒色のタンクを使用しております。